理事長就任のごあいさつ

千葉県農協健康保険組合
理事長　松元　善一

　事業主ならびに被保険者・被扶養者の皆さまにおかれましては、平素より千葉県農協健康保険組合の事業運営にご理解、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

　このたび、林前理事長の後任として理事長の要職を担うこととなりましたので、就任にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。

　社会保障を取り巻く環境は絶えず変化を続け、新型コロナウイルス感染症の位置づけが「５類感染症」となった現在もその脅威は完全に払拭しきれておらず、また高齢者医療制度に係る各種納付金の負担増や少子化対策の財源確保など、対処しなければならない課題は山積しております。

　健康保険組合の財政は、医療費や各種納付金の増加の一方で、支え手である現役世代の減少により極めて厳しい状況におかれています。

　当組合といたしましては、事業の効率化や医療費適正化を進めながら限られた財源のなかで独自の現金付加給付制度を維持しながら、加入者の皆さまの健康づくりや疾病予防に向け、国の指針に基く「第３期データヘルス計画」を積極的に推進して参ります。

　また、現在使われている健康保険証は、令和６年12月１日をもって新規発行が終了となり、マイナ保険証を基本とする仕組みへ移行します。

　このような大切な時期に、重責を担うこととなり、改めて身が引き締まる思いでございます。

　皆さまにおかれましても、引き続き健康保険組合の事業運営にご支援賜りますようお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。