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新年のごあいさつ
謹んで年頭のご挨拶を申しあげます。
被保険者ならびにご家族のみなさまにおかれましては、新型コロナウイルス感染症によって先行きが見通せないなか、心身ともに大変なご苦労をされておられることと存じます。
こうした状況下におきましても、当組合の事業運営に対し、格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。
国内外で感染拡大している新型コロナウイルス感染症によって、昨年は生活が一変させられた一年となり、コロナ禍の日常において、改めて健康であることの重要さが、いっそう強く認識されたことと存じます。
健康で安心できるくらしを保障する国民皆保険制度は、僅かな負担で必要な医療が受けられる重要な制度です。
しかし、この制度の支え手の中核を担う健保組合の財政状況は、加速する高齢化に伴う医療費の増加によって切迫しており、制度そのものの継続が危ぶまれております。
こうした状況を受け政府は、全世代型社会保障検討会議にて「一定所得以上の後期高齢者の医療費窓口負担を2割へ引き上げる」など、現役世代の負担軽減となる内容を示しました。
一方で2021年は、感染拡大による経済の混乱から、税収が大きく落ち込むとともに保険料の減収が避けられない状況です。
健康保険組合の全国的な連合組織である健康保険組合連合会では、真に現役世代の負担軽減につながる制度設計と、財政が逼迫した健保組合の財政支援を求めています。
当組合では社会の変化に対応しつつ、引き続きデータヘルス計画の推進と重症化予防のための保健事業を進めてまいります。
みなさまにおかれましては、引き続き体調に十分ご留意され、健康の維持・増進に努めていただくとともに、ジェネリック医薬品のご利用など医療費の節減にご協力をお願いいたします。
結びに、一日もはやく平穏な日々が戻りますよう心よりご祈念申しあげ、新年のご挨拶とさせていただきます。